去年の”吉野川センチュリーラン”前日のときに、実は後輪ホイールのハブのプラスチックカバーが変形してしまって、ビニールテープを使わなきゃ留らなくなっていたんだよね。
それから、ホイールの性能差というのは、僕の経験談で実感していました。
僕がこの当時履いていたのは、カンパの2005年モデル?のZONDAというホイールで、完成車についていたホイールでした。
このホイールはカンパのラインナップの中ではミドルグレードのそこそこいいホイールで、それを特に感じるのは下りです。以前に、僕は下りが速いとか書いたことがあるけど、下りの練習をしてたのも理由の1つでもあるんだけど、主要因はやっぱホイール性能なんだなって思います。
フレームやコンポーネントにお金をかけていても、ホイールは購入当時の完成車のままというバイクの方が世の中には多くいらっしゃって、そういう方々は、下りでは僕にとって敵ではありませんでした( ´∀`)
レースではない、ロングライドの大会であっても、走ってるときはやはりそこらへんの競争心は沸々と沸き起こるし、早くゴールに着ければそれはうれしいものだからね( ´∀`)
というわけで、上記2点の理由から、次にお金をかけるならホイールしかないとずっと思っていましたので、去年の末ごろから、ホイール貯金のため、自転車に対するその他の投資を一切せず、コツコツとお金を貯めておりました( ´∀`)
ホイールの中でも、一番欲しかったのが”FULCRUM RACING ZERO”の2008年モデルのRED/REDバージョン。スポークもリムも赤くて、僕のバイクフレームに合うカラーはこれしかない!と考えていました。世間一般的にはRED/REDバージョンは人気なかったみたいだけどね( ´∀`)
それから幾年月が経過した今年の6月末、グランフォンドin吉野のエントリー受付ハガキが火曜日に着て、その週の日曜日に六甲山練習会に行く予定になってたから、新しいホイールを買う絶好の機会だとヤフオクや通販サイト、それから会社近くのショップを覗いてみたんだけど、2008年モデルの、それもRED/REDバージョンは在庫がそもそもなかったり、あってもオークション終了日や発送日が日曜日に間に合わなかったりして買えずじまいでした。
そして土曜日の朝、なんだか予感がしたのです。「・・・ウエパに掘り出し物があるような気がする」と!ヽ(`Д´)ノ
・・・後付でなんとでも言えるのですが、本当にこのときはそんな予感がしたのです。ウエパ(ウエムラサイクルパーツ)のWebサイトはもちろんチェックしていましたが、Webサイト上では2008年モデルはRED/Blackバージョンしか在庫がありませんでした。
そして、朝の11時の開店直後にお店に行ってみたら・・・お目当てのものがやっぱりあった!125,000円!
円高ユーロ安のときに、海外の通販サイトで同じホイールが9万円で買える時期があったらしくてね。そのとき買ってればもちろん安く買えたんだけど、そのサイトでも今では120,000円ぐらいになっていたし、それでもウエパより安いんだけど、僕のポリシーというか、決めごととして、ホイールとブレーキ回りだけではお店で見てもらうっていうふうに決めてたので、海外の通販サイトで買う選択肢はありませんでした。いざというときに困るからね( ´∀`)
国内の通販サイトでも同じといえば同じなんだけど、僕がチェックしてたのは家から自転車で行けるお店だけでした。
で、さっそくそれを買おうとしたんだけど、展示されていたのが、SHIMANO用カセットだけだったので、カンパ用カセットの在庫を聞いてみたら、なんと!チューブラー用しかないとのことでした(´Д⊂
うーん、どうしよう。クリンチャー(タイヤの中にチューブが必要な一般的なタイプ)よりチューブラー(タイヤとチューブが一体化?したタイプ)のほうが乗り心地や転がり抵抗が全然違うとか話には聞いていたんだけど、いかんせん携帯性が悪そう。お店にあったチューブラータイヤを(軽め)に折りたたんで、どれくらいまで小さくなるか測ってみても、3つ折が限界?っぽい。
レースならいいんだろうけどね。僕はロングライド志向なので、チューブラーはどうかなあ。
うーん、うーんとその場で考えていると・・・なんか離れた場所にもZEROらしきホイールが吊ってあったので、なんでこれだけ離れて吊ってあるんだ?といぶかしげに見てみたら・・・なんと!最新の2009年2WAY-FITモデルのカンパ用が、本来なら145,000円のところ、123,000円で売っていた!!
そのときピキーンときました。「そうか、掘り出し物の予感はこっちのほうだったのか」と。
それにしても2008年モデルより安いって・・・どういうカラクリかと、ホイールの下にぶら下がっていた説明書きを読んでみると、いったん組み付けしたものらしく、ホイールバックも付属しないとのことでした。
ちなみに”2WAY-FIT”というのは、クリンチャーとチューブレスの両方が使用できるモデルです。
チューブレスは、文字通りチューブが必要なく、軽量化、転がり抵抗の向上が期待できるらしいんだけど、タイヤ交換やパンク修理が大変だというのが僕のその時点で知っている知識でした。
うーん、どうしようか。本来なら飛びついてもおかしくない状況なのかもしれませんが、2009年モデルは、カラーはRED/BLACKバージョンしかなくて、その時点で、僕の選択肢からは外れていたのです。僕はどっちかっていうと、ホイールのデザインというか、カラーが気に入ってたのであって、このRED/REDカラーじゃなければ、ホイールメーカーもFULCRUMにこだわる必要がなくなってしまいます。
・・・そういえば、どこかのWebサイトでカンパのエンジニアのインタビューを読んだんだけど、「クリンチャーに未来はない」って書いてあったのを思い出しました。もしそれが事実だとすると、在庫がないクリンチャーモデルは全否定となります。
ということで、頭の中で整理すると、次の3点が妥協点となりました。
- チューブラーを受け入れる
- チューブラーなので未来はある
- 乗り心地、転がり抵抗がいいらしい
- 明日新しいホイールが使える
- フレームに一番合うカラー(と思っている)
- ホイールバックが付属する(どうでもいい)
- ロングライドの場合、携帯方法を考える必要がある
- RED/BLACKカラーを受け入れる
- 2WAY-FITなので未来はある
- 乗り心地、転がり抵抗がいいらしい
- 明日新しいホイールが使える
- ロングライドは今までどおりの携帯品でおk
- フレームに合わないカラー(と思っている)
- ホイールバックが付属しない(どうでもいい)
- 日曜日は今までのホイールで行き、お目当てのホイールを吉野本番までに買う
- フレームに一番合うカラー(と思っている)
- ホイールバックが付属する(どうでもいい)
- ロングライドは今までどおりの携帯品でおk
- クリンチャーに未来はない
- 乗り心地、転がり抵抗は今までどおり(と思っている)
- 明日は前のホイールのまま
ってなことを、お店の中の商品を選ぶフリをして、1時間ぐらいグルグルグルグル考えてました。1万円までぐらいの購入なら、そんなに考える必要もないかもしれないけど、なんせ12万円の買い物だからね(´Д⊂
妥協点③はリスクが多いので論外として、その他2点の焦点は、ロングライドの携帯性を取るか、一番欲しいカラーリングを取るかということになって、結局特価品の2009年モデルを購入することにしました。
カラーリングは、頭の中で、カラーだけに( ´∀`)いろいろとシミュレーションしてみるうち、RED/BLACKカラーのほうが上品があってよく見えてきました( ´∀`)
タイヤはチューブレスではなく、クリンチャーをつけてもらいました。もし明日パンクしたら、慣れてないチューブレスタイヤを外せる自信がありません(´Д⊂
ということで、前置きが長くなってしまったけど、次の日六甲山を登ってみた感想。
前のホイールも、FULCRUMのモデルに当てはめると”RACING 3”相当になるとのことで、そういう意味では、間に”RACING 1”があるだけなので、ゼロっち君は2つ上のグレードということになります。
果たして、僕みたいな素人が、たった2つ上のグレードとの違いが判るものなのか・・・わかりまくりです( ´∀`)
とにかく漕ぎ出しが軽すぎる。前のホイールだと、ペダルのクランクが下死点(6時の位置)に近づくにつれて、抵抗が大きくなる感覚があり、でもそれが普通だと思っていましたが、ゼロっち君だとその抵抗を感じません。
ダンシング(立ち漕ぎ)のときは特に顕著です。ダンシングの場合はと体重がペダルに載っているので片方(右)のペダルが下死点へ向かうにつれて、もう片方(左)のペダルにのしかかった体重を持ちあげなければならず、下死点へ向かうにつれて大きくなる抵抗が今までより小さいので、ダンシングであっても回すペダリングができます。
「あれ?チェーン外れた?」と思うこともたびたびありました。本来そのギア比なら、これぐらいの抵抗があるはずだと体が覚えていて、その抵抗がないものだから、チェーンが外れた?という錯覚が起こるのです。
ただ、いいことばかりではありません。それは、「進みすぎる」ということ。進むのだからいいジャン!と、自転車だけに( ´∀`)手放しで喜べない場所があります。
そう、”下り”です。実際にこの六甲山のときも、前のホイールの感覚でカーブに突っ込んで、前のホイールと同じタイミングでブレーキングしたら曲がりきれなくて、タイヤをロックさせてしまいました。
これ以降、ブレーキングのタイミングを早め早めに心がけて、その後は危なげなく下山することができました。ただし、僕が本来持っていた下りの速度は損なわれてしまいました。よいホイールに換えたのに下りが遅くなるとは皮肉なものです。
後の祭りですが、「ブレーキングのタイミングが異なってしまっている」というこの事実を、もう少し真剣に考えて吉野本番を迎えていれば、今のような状態にはなっていなかったでしょう。
下りだけではなく、平地でも登りでも同じことが言えるはずです。ブレーキングのタイミングが遅いと、自分が考えていた以上の速度でカーブに突入するので、そのときになってさらにブレーキレバーを強く握ってしまい、タイヤがロックしてしまいます。タイヤがロックして、路面が濡れていれば、そのままステーンといくのは当然の結果です。
僕の今回の事態を招いたのは、新しいホイールでの練習期間が短すぎたというのが原因の1つだと思っています。練習回数が少なすぎたので、新しいホイールに対するブレーキングを習得することができず、また前のホイールでのブレーキング感覚が残ってしまっているので、その感覚のまま、本番を迎えてしまいました。
2009年6月28日 六甲山練習会のログ
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吉野の練習会のとき、吉野の駐車場について、車から自転車を降ろそうとしたら、すでに後輪がパンクしていた・・・
おそらく、待ち合わせ場所まで自走したときに、濡れた路面を走ったので、それが原因かなということで、タイヤを外して調べてみると・・・長さ1mmほどのガラス片が突き刺さっていました(´Д⊂
まあでも原因がわかったのでよかったよかったとチューブを交換してタイヤをはめてみても、まったくはまる気配がない。
通常なら、はまっていないビートが10cmぐらい残るまでは手ではめられるんだけど、そこまですら到達しない。どれだけやっても30cmぐらいは残ってしまいます。
そのあと続々と練習会に参加する方がやってきて、手伝ってもらうのですが、どうにもこうにもはまりません。タイヤレバー2本が折れ、新品のチューブ5本をダメにしました(´Д⊂
このときの写真は、実は僕のパンクを修理しているときの写真でした。
ただ僕はずっと考えていました。はまっていないビートが約30cmも残るのは、あきらかにおかしいと。なにか間違えていると。
たしか、チューブレスタイヤの交換手順の動画をみたとき、ビートを落とすとかどうとかいってたので、ビートをどうにかすればいいと思うんだけど、動画でどう説明していたのか覚えてない。それに今のタイヤはクリンチャーなので、チューブレスの手順とは関係ないかもしれない。
それからずっと試行錯誤して、ビートを全部中央溝に落とせばいいということがわかりました。中央溝に落とせば、はまっていないビートが10cmぐらいになります。10cmぐらいになれば、タイヤレバーを使えばスパンッ!っとはまってくれます( ´∀`)
いやあ、ここまでいくのが大変だった(´Д⊂ 8時半の出発が、実際には10時。大幅に予定が狂いまくりです(´Д⊂
2009年7月5日 吉野練習会のログ
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コツがわかればなんてことはないんだけど、チューブ交換のときにチューブに穴があく心配があるのなら、そもそもチューブがなければいいんじゃね?ということで、吉野本番の1週間前に、チューブレスタイヤへ交換しました。本当はもっと早く換えたかったんだけど、買いに行く時間とかモロモロ合わなくてね。
なので、チューブレスタイヤで実走したのは、7月20日海の日の、本番の6日前の1回きりでした。
交換自体は、IRCのチューブレス専用タイヤレバーと付属の石鹸水を使えば、余裕のよっちゃんいかだったよ。こんなことなら初めからチューブレスにしとけばよかったって後悔しました。2回しか走ってない前のタイヤ、どうしよう・・・
交換したIRCの”X-Guard”というタイヤは305gもあり、おまけにシーラント剤も注入しているので、ホイール交換の目的が軽量化ならば、あまり意味のある行為ではないかもしれません。
実際僕もこのタイヤで走るまでは、「前のホイールの感覚に戻ってたりして・・・」と少々不安だったのですが、前以上にこう、宙に浮いている感覚というか、進む気配を感じました。そして前に書いたとおり、自宅~大和川~309号線の計測タイムは、ホイールを交換する前より7分強短縮しています。
そしてこの事実も、今回の事態を招いたもう1つの原因だと考えています。
六甲山のときも吉野練習会のときも、ホイール性能向上の定性的な理由ばかりで、定量的な理由はありませんでしたが、海の日の定量的な実績は、僕に絶対的な自信を与え、またその自信が慢心につながってしまったのです。
吉野本番の、スタート直後の下りでもオーバーステアを起こしています。そのときすぐは「ああそだそだ、下りは気をつけないとだめだったんだ」とは思っていますが、それもスタート直後の高揚感で完全に打ち消されてしまいました。
以前に車で単独事故を起こしたことがあるのですが、今回の転倒は、そのときと精神的な状態がよく似ているなと感じています。そのときも、網の目を縫うように追い越しを繰り返して、「うほ、俺って運転うますぎる!」みたいなことを考えていました。
長々と書き連ねましたが、僕の経験が皆様の今後の糧になれば幸いです。
僕もまだまだ走りますよ!復帰した暁には、慢心することなく、ZEROだけに( ´∀`)初心に戻ったつもりで、ブレーキングから練習しようと思っております!